◆アゴラ◆































































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・アゴラ(市場)
  人々の集まる場。
  市民生活において重要な広場であった。
  アゴラがにぎわうのは午前中で、
  真昼の盛りの頃には人がいなくなっていったため、
  正午のあたりを「アゴラの解けるころ」と呼んだ。


・外国人
  アテーナイには多くの在留外国人が住んでいた。
  彼らはメトイコイと呼ばれ、メトイキオンという税を
  納めねばならなかった。また、アテーナイ市民たちと
  同等の権利(参政権、土地の所持など)は得られなかった。


・「幸福になりたいと思えば〜」
  エウリーピデース断片701、『テーレポス』より。

・アリストン(朝ごはん)
  正午ごろにとる実のある食事。
  昼食と訳すべきかもしれないが、辞書を引くと
  morning mealとあるため、朝食のニュアンスを優先した。
  起床してすぐにとる軽い食事はアクラティスマと呼ばれる。


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